ピーターパン症候群

T君は子どものころから人の目を気にしており、いつも怒られないようにびくびくしている。

大学卒業後、第一志望の会社に入社できたが対人関係も下手なため、自分から周囲に声を掛けることはせず、いつも声を掛けてもらうのを待っている。

そのため、余計に孤立しているように自分でも感じ、周囲から何か噂されているのではないかと思うようになった。

外で自由に振る舞えない反面、家では家族に当たり散らし、わがまま放題の生活をしている。気に入らないことがあると、物に当たり、親に暴力を振るうようにもなった。

T君は一見すると、でしゃばらず控えめな印象を受けますが、実は依存的で人格が未熟、自己表現が大の苦手。

彼の家庭環境が不安定であったり、あるいは躾をきちんとされないまま大人になったものと思われます。

大人の仲間入りができず、責任感が欠如した永遠の少年(大人になれない大人)です。

本人が自分で新たな自分を発見できれば幸いですが、本人としても、思うようにいかないもどかしさを感じていると思われますので周囲の働きかけも大事です。

良いところをほめ、自信をつけさせるように接してあげるといいかも知れませんね。

話し相手

探偵に依頼・相談される案件において、そのトラブルや問題発生の元を探ると…

「たった一言」が引き金になっていることもあるのです。

人は一生の間、誰かと関わりを持って生きています。

その中で、誰とどんな言葉を交わしたでしょうか?

誰かに言った“気になる一言”はありませんか?

「あの時、ああ言って傷つけてしまった」

「この一言が言えずに、今も後悔している」

「どうしてあの時、言い争いになったんだろう…」

その想いを振り返ってみましょう!

椅子に座って壁と向き合ってください。

もしくは、椅子を二つ用意して向かい合わせ、片方にあなたが腰をかけ、空いている椅子を見つめてください。

壁に、あるいは空いている椅子にあなたの話しかけたい人がいると思って今の想いを話してみてください。

空いている椅子があるときは、その椅子へ移動して、相手の気持ちになって返答してみてください。

問題は解決できないかも知れませんが、あなたの気持ちは少し整理されたでしょう。

ぽっかりと空いた椅子…

まっさらの壁も大事な役目を果たしてくれます。